ひと安心かと思いきや…「秋こそ注意」 とるべき対策は
一般市民にとって、蚊が少ない夏はありがたいとも言えますが、気温が下がる秋こそ注意が必要だと専門家は指摘します。

害虫防除技術研究所・白井良和代表
「4月から10月くらいまで蚊の活動期間も長くなってて、秋に多くなる可能性がありますから注意が必要ですね」
白井さんは蚊の活動のピークは9月とみていて虫よけスプレーや長袖を着るといった対策を呼びかけています。
害虫防除技術研究所の白井さんによりますと、蚊の発生を防ぐ対策として大きく分けて次の2点に集約されるそうです。

家の周りでは▼鉢植えの受け皿や使っていないタイヤなど蚊の幼虫が発生しやすいものを置かないこと▼庭に植えてある木の枝や葉のせん定を行い日当たりをよくすること

屋外では▼長袖・長ズボンはもちろんのこと暗い色ではなく白や黄色などの薄い色の服を着ること▼皮ふと密着した服では蚊の針が貫通する可能性があるのでゆったりとした服を着ることなどが有効だということです。また、蚊の体重は2ミリグラムなのでうちわやハンディファンで仰ぐのも効果的としています。
刺されるとかゆい、厄介者の蚊。今年の戦いは、長くなりそうです。