おととい、横浜・みなとみらいの花火大会で起きた火災について主催者が会見を開き、今後、第三者委員会を設置し詳しい原因を調べると明らかにしました。

スマートフェスティバル実行委員会 須藤浩之 実行委員長
「ご心配とご迷惑をおかけしましたことを、実行委員会として心よりお詫び申し上げます」

この事故は、おととい、横浜・みなとみらいの花火大会で、花火を打ち上げる台船で火災が発生し、乗っていた花火師5人が救助されたものです。

横浜海上保安部などが実況見分を行い、火災の原因などを調べていますが、きょう花火大会の主催者が会見を開きました。

スマートフェスティバル実行委員会 篠田学 事務局長
「(出火した台船での花火を)停止したが、花火が誘爆し、そのまま打ち上がった」

主催者によると、打ち上げはコンピューターによって制御されていたということですが、出火直後に作業員が花火の打ち上げを制御するシステムを操作したものの止まらなかったということです。

主催者は火災の直接的な原因については「現状ではまだわからない」としましたが、当日の風の強さについては「花火の打ち上げに問題なかった」と説明しました。

今後について、消防や警察などを入れた第三者委員会を設置し、さらに詳しい原因を調べるとしています。