世界で一番過酷と言われるモータースポーツのダカールラリーに、山形県から参戦する男性がいます。

きょうは山形市の自動車販売会社で壮行式が開かれ、来年1月の大会に向け決意を新たにしていました。

世界的なモータースポーツの「ダカール・ラリー」へ参戦するのは、庄内町出身の田澤正和さんです。

「ダカール・ラリー」はサウジアラビアで開かれるレースで砂丘や岩山、平原など様々な地形が含まれたおよそ8000キロを2週間かけて走破します。

毎年、世界各国から参加するチームの大半が途中で脱落することなどから、『世界で一番過酷なラリー』とも呼ばれています。

田澤さんはこのレースに車両の整備や点検などを行う「メカニック」の立場で参加します。全国の自動車販売店の中から選抜され、今回、ダカール・ラリーに初めて参加します。

きょうは田澤さんが働く西東北日野自動車の本社で壮行式が開かれ、横山満社長が、「上位入賞を目指してがんばってほしい」などと激励しました。



西東北日野自動車 田澤正和さん「緊張と楽しみ、いろいろ混ざるところはあるが、しっかりここで積み上げてきたスキル、知識、十二分に発揮して行ってこようかなと思います」

ダカールラリーは来年1月に本戦が開かれ、田澤さんは大会に向けさらに技術を磨いていくということです。