そもそもなぜ、ハーモニカを?

吉本小百合さん
「ハーモニカをやろうと思いませんでしたよ、初めはね。オカリナを友達としようって言って、もうオカリナも買って」



「その時に、いま山口県ハーモニカクラブの会長の藤井さんに出会って。吹けると思っていたけど、藤井さんのような音にならない…なんでやろう?って」

以来、理想の音を追い求めて1日3~4時間、来る日も来る日も練習に励んだそうです。

吉本小百合さん
「人にできて自分にできないっていうのが、なんか嫌じゃないですか。1番とかにはなれないかもしれないけど、人ができることは、自分も頑張ればできる。できないのは自分が練習しないから、努力不足だからって」



「私の人生は変わったと思うんですよ、普通の主婦だったから。自分が教えるなんて思ってもなかったですし、自分がそういう風に前に前に向かっていけば、それに携わる人たちに出会えて、広がってそういうことがすごく自分の糧になっているっていうか」



きっかけがどうであれ、重ねた努力がいまに繋がっていると吉本さんは言います。



人生どんな出会いがあるかはわかりませんが、自分の選択に真摯に向き合えばその先で何か起こるかもしれない。

そんなことを教えられる、音色でした。