そんな日本一の演奏とは?
主旋律と和音を同時に奏でるなんて…確かにすごい演奏です!
いったいどうやって吹いているのでしょうか?
吉本小百合さん
「ハァ~っていうような感じで、ふつうの単音で吹くときは、舌をちょっとえぇ~って感じで音をふさいで」
要するに、鳴らしたくない音の部分を舌で塞ぎながら、息を吸ったり吐いたりして、ハーモニカを奏でているんです。
熟練度の高い演奏技術。
幼い頃から、ハーモニカを吹き込んでいるのかと思いきや…
吉本小百合さん
「50歳のときだったんですよ。ハーモニカを始めたのは。7月に62歳になるので、11年ちょっと」
なんと、始めたのは十数年前。
そこから練習を積み重ねて、日本一にまで上り詰めました。
それだけではありません…!
吉本さんが優勝したことをきっかけに、山口県が全国大会の開催地に選ばれるほど今やハーモニカの世界においては重要人物!
現在は県内唯一のハーモニカの師範として、普及と指導に取り組んでいます。
ハーモニカ教室の生徒
「ものすごく技術が高いので、深いというか。すごい、頑張り屋さんです。すごいです、情熱が」
50歳でハーモニカを始めて、今や師範。
何より日本一にまで上り詰めた吉本さんですが…