国会では参議院・予算委員会が開かれ、先月の参議院選挙で躍進した参政党の神谷代表が初めて質問に立っています。国会記者会館から中継です。

参議院選挙で大幅に議席を増やし、あらたに会派を結成したことで参政党にも質問の機会が与えられるなど、参院選の結果の影響がここでも見られています。

神谷代表は先ほどから、はじめて予算委員会の質問に立っていますが、▼日米関税交渉や、▼トランプ政権との関係、さらに、▼参院選でも争点になった外国人政策などについて質問することにしています。

また、委員会には国民民主党の牛田茉友議員が出席したほか、チームみらいの安野貴博党首が傍聴に姿を見せるなど、衆議院に続いて少数与党となった参議院でも野党側の影響力が高まる様子が見られました。

こうした中、自民・公明両党の幹事長がけさ、都内で会談し、「企業・団体献金」の扱いをめぐり、立憲民主党と国民民主党に実務者協議への参加を呼びかける方針を確認しました。

自民 坂本哲志 国対委員長
「これまでの協議の経過を十分に踏まえた上で、自公立国による4党の実務者協議というものをやっていきたい」

同席した自民党の坂本国会対策委員長は、石破総理と立憲民主党の野田代表による党首会談が行われることを前提に、実務者間でもしっかり協議をしていくことが重要との認識を示しました。