石塚さんの公園の再生計画は、単純に公園を再開するというものではありません。
農園も整備し、「ココイロこすもすファーム」として生まれ変わります。

(川島キャスターリポート)
「農園に併設されているのが、こちらのカフェです。お邪魔します。農園らしい緑が印象的な親しみやすさが感じられる店内ですね」

(ココイロいわて 石塚佳那子代表)
「この場所を再生していこうと思ったときに、やっぱり大事なのって食。いろんな人が来て、ゆっくり出来てっていう場所で、やっぱりカフェはやりたいな、と」

小さな子どもを連れた人でも楽しめるようにカフェにはキッズスペースも用意されました。


こちらはカフェでの提供が予定されているスムージーとチーズケーキ。
地域の魅力を多くの人に知ってもらおうと地産地消にこだわっていて、スムージーには施設内の農園で採れたブルーベリーを使用します。

(川島キャスター 食リポ)
「ブルーベリーの酸味をしっかり感じられる、そしてヨーグルトと牛乳でまろやかになっていて、とても飲みやすいです。自然な味わいを感じます」

この日、カフェの開店準備をしていた石塚さんのもとを藤井さん夫妻が訪ねました。

(藤井サヱ子さん)
「(こすもす公園を)続けたいという思いはありました。でも一人の力では何もできないし。でも彼女たちがここをやめたくない、潰したくないって。続けてもらったらいいなと思って。嬉しかったです」

(藤井了さん)
「会う人会う人からなんでやめるのとかいつ再開するの、やってほしいという声が結構聞こえてきたので佳那ちゃんたちがやってくれて、また復活できるということで皆さん安心していると思います」

こすもす公園を再生した「ココイロこすもすファーム」は、5日オープンしました。

一度は閉園した公園を地域の新たな交流拠点へ。
石塚さんの挑戦が始まっています。