少数与党「対決」から「協議」に?

藤森祥平キャスター:
参議院でも少数与党になりましたから、「対決姿勢」よりも「協議の構え」ですよね。

斎藤幸平さん:
何をなあなあでやってんだよという感じがしてしまいます。だって今、与党は衆・参で過半数を割っていて、立憲民主党とかにしたら政権交代の最大のチャンスなんだから、もっと不信任案出したりだとか、攻めなきゃいけないときにやっていなければ、二大政党制のどっちも駄目だっていうふうになって、その不満が全然違うポピュリズムなんかに流れてしまうのではないかと、そういう危惧があります。

藤森キャスター:
野田代表は対決姿勢は秋になっても良いと。

斎藤幸平さん:
今選挙をやりたくないということの言い訳を、「石破やめるな」みたいなことに使っているとしたら、それは本末転倒じゃないですかね。