「待機児童ゼロ」を目標に整備が進められてきた保育園でいま、倒産が相次いでいます。
その数は、過去最多ペースで増加、保育現場で何が起きているのでしょうか。
経営難で80年の歴史に幕

福岡市博多区で運営を続けてきた「花ぞの保育園」。
福岡市で最も古い認可保育園とされ、たくさんの子供たちの成長を見守ってきました。
しかし、2025年3月。
経営難などを理由に80年の歴史に幕を閉じました。

園児
「みんなと遊べないのが寂しくなる」

保護者
「夫婦で近くで働いていて、職場でお世話になっていた人も花ぞの保育園の卒業生だったのでいい園だった。卒園まで本当はお願いしたかったけど残念」

保護者
「すごく寂しい。休園ですけど建物もできればこのまま、残していつでも戻ってこれるような心のよりどころになってくれたらいいなと思う」