■③泳ぐときは「足だけで」

また、場合によっては足だけで泳いぐことも大事だということです。先ほど説明したように、手を使うとその手の先が「水面上に出る2%」になるため、体が水中に沈みやすくなり、また慌てて手を使って、もがいて・・・という悪循環に。水を飲んだり力尽きたりして命の危険が高まるため、冷静な対応が必要です。

児童「焦らないで落ち着いて浮かぶこと(が大事)。ボールはけっこう浮かんだのでボールがあると一番いいと思った」

児童「自分が水に落ちたら焦らず浮き輪代わりになるものを探して誰か助けを呼ぶのがいいと思った」

日本赤十字社の指導員「力を抜いて浮かぶことは習わないとできないと思う。それを学んでもらえるとありがたい」

慌てずに「浮いて」「助けを待つ」。この記事をご覧の皆さんも「着衣泳」をネットで調べて家族と情報を共有すると、水の事故から命を守ることにつながるかもしれません。