■①呼吸できるように上を向いて浮かぶ

一つ目は、もし水に落ちたら慌てず、呼吸できるように上を向いて浮かぶこと。実は体は水に落ちても自然と2%は水面上に出ると言われています。その2%をどこに持ってくるかを慌てずに判断することが重要です。これは、水泳時に岸に戻れなくなった時も同様です。

仮に慌てて手を上にあげてしまうと、その手の先が2%になり体は沈みます。せっかくの水面上に出る2%を指先で使ってしまうのです。

では、どうすればいいのでしょうか。答えは「顔だけを出す」です。上を向いて顔だけを水面上に出す姿勢を作って浮かべば、慌てなくても呼吸は確保できるのです。