南西地域の防衛などを担う陸上自衛隊第15旅団(那覇市)の新しい旅団長の着任式が行われました。

着任したのは泉英夫陸将補です。

陸上自衛隊第15旅団は県内の不発弾処理のほか南西防衛の中核を担っていて、防衛力強化の方針に伴い再来年度までに旅団から「師団」に格上げされる予定です。


▼陸上自衛隊第15旅団・泉英夫旅団長「想定外を排除してあらゆる状況に備えるとともに、県民の皆様、自治体、関係機関といった地域とのより一層の一体化、連携強化を図っていきたい」

師団化に伴う新たな訓練場の設置をめぐり、去年うるま市石川で地元の反対を受け計画を白紙撤回するなど見通しが立たない状況が続いていますが、泉旅団長は「上級部隊とよく調整しながら制約事項をいかに少なくするか力点を置いて進める」と強調しました。