鹿児島県出身で全国の農協の中央組織・JA全中の山野徹会長がきょう1日、辞任を表明しました。

山野会長は大崎町出身で2017年からJA県中央会の会長を務めています。おととし全国のJAグループの中核を担うJA全中の会長に就任しました。

山野会長は1日の定例会見でJA全中の会長を辞任することを明らかにしました。JA全中では全国の農協で活用する予定だったシステム開発が頓挫し、200億円の損失が発生する見込みとなっていて、その責任をとる形です。

山野会長は「全中の刷新プランや事業損失の処理の問題、役員の責任の問題など含めてある一定のめどがついた」としています。

来年3月に辞任するということです。