能登半島地震発生から8月1日で1年7か月。甚大な被害を受けた石川県輪島市名舟町(なふねまち)では今年も規模を縮小して伝統の「名舟大祭(なふねたいさい)」が執り行われ、復興を願う御陣乗太鼓(ごじんじょだいこ)の力強い音色が訪れた人たちを魅了しました。

夜叉や幽霊の面をかぶり、鬼気迫る雰囲気と独自のテンポで打ち鳴らされる太鼓。輪島市名舟町で400年以上受け継がれる御陣乗太鼓です。

例年、2日間にわたってみこしやキリコが町内を巡行する名舟大祭。神社の倒壊や海岸の隆起など地震の影響が色濃く残り、2025年も神事と御陣乗太鼓の奉納打ちのみが執り行われました。