かつて「おせちもいいけど、カレーもね」というCMがありましたが、そのカレーライスのお供として親しまれている「福神漬け」。あなたは「ふくじんづけ」と読みますか?それとも「ふくしんづけ」と読みますか?
実は、この漬物の読み方には興味深い地域差があるのです。金沢大学の加藤和夫名誉教授が、「福神漬け」の読み方の地域差について紹介します。
「福神漬け」は明治10年代に東京の山田屋(現・酒悦)によって開発されました。もともと大根、なす、かぶ、うり、しそ、れんこん、なた豆などの7種類の野菜を材料としていたことから、七福神に見立てて、幕末から明治中期にかけての作家・編集者であった梅亭金鷲(ばいてい・きんが)が命名したとされています。
命名の由来とされる「七福神」の読みは「しちふくじん」であることから、「福神漬け」の「福神」も「ふくじん」と読むのが自然に思えますが、全国を見渡すと「ふくしんづけ」と読む地域も確かに存在するのです。














