カムチャツカ半島沖で発生した地震によって、大分県内に出されていた津波注意報は解除されました。

カムチャッカ半島沖を震源とする地震から一夜明け、大分県内の沿岸部全域に発表されていた津波注意報は、31日午前11時前に解除されました。

佐伯市松浦では30日午後9時24分に最大20センチ、別府港では30日午後4時25分に10センチの津波を観測しました。

佐伯市では住民が一時自主的に避難しました。

(避難した人)「家におったら怖い。すぐに逃げてくださいってラジオも言う。怖いから来ました」

佐伯市

交通機関では大分と四国を結ぶ国道九四フェリーやオレンジフェリー、宇和島運輸フェリーが31日午前中まで欠航。大分市と大分空港を結ぶホーバークラフトも欠航していましたが、津波注意報解除を受けて午後の便から順次再開する予定です。

県災害対策連絡室によりますと、津波による県内の被害はないということです。