アメリカの高関税いつまで続く?
今回、ベッセント財務長官からも、気になる発言が出ている。
「四半期ごとに合意の実施状況を評価し、大統領がそれに不満なら自動車も他の製品も25%の関税に逆戻りするだろう」(米FOXニュース・23日)

日本はアメリカの高関税政策といつまで向き合うことになるのか―
明星大学教授 細川昌彦さん:
「関税は一旦上げると、なかなか下げにくい。政権が変わっても保護主義的な風潮はなかなか払拭できないので、高関税が“恒久化”していくということを覚悟して、それを前提にした経営判断をしていく。今だけだと思わない方がいい」

では、高関税が恒久化する世界になった場合、日本が取るべき道は何なのか―
慶應義塾大学 総合政策学部教授 白井さゆりさん:
「日本はアメリカに対してのみ貿易黒字なので、やはりアメリカの輸入に依存している。成長戦略を考え直すことが大事。アメリカ以外の、例えばアジアで、どうお互いに内需を拡大し、成長していくかというような発想を持つなど、アメリカに依存しすぎない経済構造を作っていく必要がある」
(BS-TBS『Bizスクエア』 2025年7月26日放送より)














