産品を保護するGI=地理的表示に指定された岩手県宮古市の「川井赤しそ」。
地域ブランドとして国に認められたことで注目される中、指定後の初収穫が最盛期を迎えています。

盛岡市の中心部から車でおよそ30分。旧川井村の宮古市区界でこの時期に収穫されるシソが地域の特産品でもある「川井赤しそ」です。
葉の表が緑色、裏が赤紫色であることから片面シソとも呼ばれています。

収穫作業は早朝に始まります。
午前4時過ぎから、シソの葉にみずみずしい朝露が付いた状態で収穫していきます。
この日の区界の最低気温はほぼ平年並みの16.2度。

涼しい高原の風を感じながらの収穫です。
親の代から20年以上にわたりシソを栽培をしている佐々木幸雄さんの畑では、ふたり一組で専用の機械を動かし葉を刈り取っていきます。

この機械を引く作業を体験させてもらいました。
(甲斐谷キャスターリポート)
「袋の中に刈り取ったしその量が増えると一気に重くなってきてバランスを取るのが難しくなる。簡単そうに見えたのですが力が要らない分バランス感覚が大事ですね」
