雨が少ないことで、リンゴの生産に影響が出ています。
2025年に採れるリンゴの収穫量についての調査がはじまり、青森県弘前市の園地は、雨が少なく干ばつ傾向となっていて、実の大きさは平年を下回っていることが確認されました。
リンゴ収穫量調査は、県りんご協会が県の委託を受けて毎年この時期に行っています。
28日は、担当者が弘前市下湯口の斉藤 力さんの園地を訪れ、主力品種の「ふじ」や「王林」などの実の数や大きさを調べました。
2025年は、大雪の影響で枝折れなどの被害が多く見られたものの、量自体は十分だということです。
ただ、雨が降らず干ばつ傾向であることから実が大きくならず、平均約6cmと平年並み~やや小さめです。
県りんご協会 内山國仁 会長
「やはり雨。令和元年(2019年)以来の干ばつになりかねない。しっかりとかん水できる人は、かん水。徒長枝の整理もあまり取りすぎないようにして、そういう管理を心掛けていただきたい」
収穫量調査は、県内約80か所の園地で明後日30日まで行われます。