どの野党と組むのか…石破政権 政策どう進める?

国民民主党 玉木雄一郎 代表
「これは凄い! やったよ! もう! 東京2議席!」

大きく躍進したのが国民民主党と参政党です。東京では、さや候補が2位の得票数を得て当選。全国で「台風の目」となりました。

参政党 神谷宗幣 代表
「前回1議席だったが、今回は14議席いただいた」

これまで自民と立憲が2議席を分け合っていた茨城でも、今回は参政党が割って入り、神奈川でも、公明党の現職が参政党に敗れました。

開票が続く中、与党への厳しい情勢が伝えられ、表情が曇る石破総理。自身の進退について問われると…

TBS 井上貴博 アナ
「続投するのか、辞めるのか」
石破総理
「“比較第一党”をこの厳しい中で、頂戴したという重さに対する責任、そういうものをきちんと果たしていかねばならない」
井上アナ
「続投、というふうに考えて良いか」
石破総理
「そういうことですね」
 
早々に「続投」を宣言したのです。

とはいえ衆議院だけでなく、参議院でも「少数与党」に追い込まれた石破政権。仮に続投できた場合、今後の焦点は「どの野党と組むのか」ですが…

国民民主党 玉木代表
「石破政権とは組むことはあり得ません」

日本維新の会 吉村洋文 代表
「現時点で自民党と連立することは考えていない」

石破政権発足後、予算案や法案を通すために一部で協力に回った国民や維新も、まずは様子見。

野党第一党の立憲民主党も…

立憲民主党 野田佳彦 代表
「大連立はあり得ない。国民からノーという意思表示をされたところと組む必要性はない」

自民党の結党以来、初めて衆参両院で「少数与党」となった石破政権。どのような枠組みで政策を進めていくのでしょうか?