大阪・関西万博で鳥取県と外国パビリオンとの「サンド・アライアンス」結成をサポートした「サンドおばあちゃん」こと、山田外美代さんが25日、鳥取砂丘を訪れました。

山田外美代さん76歳、いくつもの万博で毎日入場し、「万博おばあちゃん」として有名になり、大阪・関西万博では鳥取県が「サンドおばあちゃん」に任命しました。

25日は、鳥取砂丘ビジターセンターを訪れ、「砂ンプラリー」のスタンプをポン!

万博で砂丘の砂を展示する鳥取県は
砂のつながりからヨルダンなど7カ国と「サンド・アライアンス」を締結。
その際、力を貸してくれたのが山田さん。だから、「サンドおばあちゃん」なのです。

「砂ンプラリー」は加盟する国や地域のパビリオンを回って「サンド・アライアンス」を盛り上げる企画。

サンドおばあちゃんは既に鳥取県と7つの国を回っていて鳥取砂丘のスタンプでコンプリート!
9つ全部のスタンプをゲットしました。

平井知事は花束を贈って感謝の気持ちを伝えました。

鳥取県 平井伸治 知事
「砂丘でサンキュー」

そして、サンドおばあちゃんは鳥取砂丘へ。
数十年ぶりとのことで、万博でいろんな国の砂を見てきたおばあちゃんも雄大な景色に心奪われたようでした。

サンドおばあちゃん・山田外美代さん
Q.砂丘の印象は?
「思ったより広かった。すぐに駆けて向こうまで行きたい気分です。すごい、素晴らしいところに来させていただいて嬉しいです」

Q.鳥取県への誘い
「日本の中でもこの風景は見られるとは思ってないので、ぜひ鳥取に来ていただいて日本ならではの、そして海外につながる海を見ていただきたい」

鳥取県 平井伸治 知事
「大歓迎ですね。山田さんは世界中をつなげようと頑張っておられるんです。8つのパビリオンを回りきって、ここのサ9番目の砂ンプ、このサ9番目の砂ンプで楽しんでいただけたと思います」

今月1日に始まった「砂ンプラリー」は、既に8200人が参加する人気ぶり。
サンドおばあちゃんのおかげで万博会場だけでなくリアルに鳥取県まで足を運んでもらえる大きなチャンスが広がっています。