島根県浜田市は、プレミアム付商品券の販売や水道料金の減免など、物価高騰対策事業について市議会に提案し、順次実施する方針を明らかにしました。

浜田市が示した物価高騰対策事業の一つは、1冊5000円で販売し、市内の登録店舗で7000円分が使用できるプレミアム付「はまだ応援チケット」で、10万冊を発行。事業費は、およそ2億6800万円。来年4月20日から販売を開始するとしています。

また、水道の基本料金2か月分を減免する事業におよそ6000万円など、財源に充てるのは、国の「物価高騰対応重点地方創生臨時交付金」およそ6億円です。

この他、子育て支援として、対象となる児童1人あたり2万円を支給します。

浜田市は、物価高対策としてお米券を配布したことがありますが、三浦大紀市長は、総合的に検討した結果、プレミアム付チケットの方が、市民の役に立つなどと説明しました。

物価高騰対策事業は、市議会に提案・議決を得たうえで順次実施する方針です。