このYuiの制作に関わった電気通信大学情報理工学研究科の新川馨子さんは「Yuiは遠隔コミュニケーションを目的に開発されたロボットでして、操作者の表情や動作などを人間の分身のようにそのまま再現することができるのが特徴です」と説明してくれました。

その新川さんにYuiの遠隔操作をしてもらいました。
来館者「(来場した子供)好きな食べ物は何ですか?」
Yui「好きな食べ物はいちごです。」
来場者「手はどのくらい動くんですか?」
Yui「手はこんな感じで加賀友禅を見せたりすることもできますしこうやって自由に動かすことができます」
そしてYuiの最大の特徴は、豊かな顔の表情です。
渡邉アナ「表情が豊かなYuiと一緒ににらめっこをしたいと思います。にらめっこしましょ、笑ったらダメよあっぷっぷ。いい表情ですね」

新川馨子さん(電気通信大学情報理工学研究科)は「たとえば遠方の家族ですとか遠方で会議があるといった時に時間の都合だったり身体の都合だったりいけない機会が多々あると思いますが、この技術を使うことで遠方にいる人とも対面のようなコミュニケーションを可能にしてコミュニケーションの機会を増やしていければと考えている」と将来の実用化を目指しています。