厳しい暑さが続いていますが、気温が高い時期は色々なものが熱を持ちやすくなります。特に注意が必要なのが「あるもの」がしみ込んだタオルです。この時期、自然発火する恐れがあるんです。

アロマオイルの良い香りでリラックスできるオイルマッサージ。このアロマオイルがしみ込んだタオルを乾燥機に入れるとどうなるのか。NITE製品評価技術基盤機構が実験しました。

サーモグラフィーを見てみると、乾燥後そのまま放置していたタオルの温度が非常に高くなっているのが分かります。

そして、タオルが炎をあげて燃え出しました。この自然発火の原因は、オイルに含まれている不飽和脂肪酸です。

NITEによりますと、不飽和脂肪酸は空気中の酸素と反応して発熱する性質があり、乾燥機のなかなど高温の環境では熱がこもりやすくなり、発火する恐れがあるということです。