薩摩川内市の田んぼで18日、トラクターの下敷きになり、体のほとんどが白骨化した身元不明の遺体が見つかりました。
薩摩川内警察署によりますと、18日午前8時20分ごろ、薩摩川内市樋脇町塔之原の田んぼで「トラクターの下敷きになっている人がいる」などと、近くの住宅を訪ねた人から警察に通報がありました。
遺体は、田んぼに停められていたトラクターの土を耕すロータリー部分の下敷きになっていて、体のほとんどが白骨化した状態でした。性別や年齢は分かっておらず身元の特定に繋がるものも見つかっていません。
遺体を発見した通報者は、現場から30メートルほど離れた家の住民と、しばらく連絡がとれなくなったことから、この家の様子を見に行ったところ田んぼで遺体を発見したということです。
警察が遺体の身元と死因などを捜査していましたが、その後、遺体は田んぼを所有する農業の男性(74)とわかりました。
男性はひとり暮しでした。
警察は事件性は低いとみていて、死亡した経緯を調べています。
(7月29日遺体の身元判明を追記)