ムース状「Foam」とシート状「Leaf」

それが、2025年4月から販売されているムース状の醤油『Foam(フォーム)』です。

見た目はまるでホイップクリームです。開発には約2年をかけたといいます。

開発担当 プロジェクトリーダー 上野宗康さん「社員みんなが、醤油や味噌の固定概念をなくした上で、どんな新商品を開発するか考えたときに『泡だと面白い』となった。見た目は泡でも、味はしっかりフンドーダイの醤油であることが大前提」

前例のない新商品への挑戦として、伝統の醤油をなめらかな泡にするための試行錯誤が続きました。特に難しかったのは、泡の形を30分間維持させること。形状によって、味の感じ方が変わるためです。

上野さん「飲食店などで使う場合は、皿に盛り付けて提供するまで30分間は形を維持しているのが理想なので、そこは必須で取り組んだ」

テストキッチンでは、完成したムース状の醤油を使ってレシピ開発が行われていました。

これまでになかった “ふわふわ食感” の醤油を初めて試食した社員は…。

商品企画室 有富圭子さん「醤油だなと思いました。Foam(ムース状の醤油は)料理の見た目が華やかになる。きれいな料理に生かしてもらえる」