筑後川水系のアユについて、関係機関が大分県日田市の川で生育状況を調査しました。
この調査は5月に続き、今シーズン2回目で、日田市の大山川と赤石川で日田漁協や県など9団体がアユの生育状況を確認しました。
調査員が実際に川に潜り、アユが石についた苔を食べた跡を観察していきました。日田漁協では、春に稚魚およそ100万匹を放流していて、現在生育数は例年並みで、大きさは約18センチで、やや小ぶりなものが多いということです。

水産大学校・竹下直彦教授「昨年と比べますと、小ぶりかなという感じはしますけど、今後雨がたくさん降って石を動かしてくれたりすると藻類の良いものが生えますので、成長は期待できるかと思います」
この調査は18日も4つの川で行われ、アユ漁のシーズン終盤となる9月にも実施される予定です。