■世界各国は経済が回復しつつある中で、個人でできることは

井上キャスター:
世界各国は経済が回復しつつある中で、日本は低迷している個人個人ができることということで、まずは経済アナリスト森永康平さんです。

「外貨預金はより“慎重”に!」
これも考え方としてシンプルですが、今、円安と言われている。それはもう天井を迎えつつありますので、今後日本とアメリカの金利差は縮小していくであろう。来年には1ドル120円くらいまで下がる。円安が落ち着くと思う。ドル建ての預金、今始めるのはちょっと様子様子を見た方がいいのではないかということです。

冬ボーナスの使い道は?
ニッセイ基礎研究所の福本勇樹金融調査室長

「住宅ローンの繰上返済を考えてみては?」
これもそんなに短絡的に考えられることではないんですが、日銀の黒田総裁の任期が来年4月です。総裁が変わると、これも順当に行けばですが、今の低金利政策はさすがに見直すんじゃないか?これもわかりません。どうなるかわかりませんけど、その可能性が高いと考えると、繰り上げ返済を考えてみてはということなんです。

シンプルなシミュレーションになりますので、皆さんご自分に照らし合わせてお考えください。

ファイナンシャルプランナー塚越菜々子さんに話を伺いました。

例えばモデルケースとして、返済期間35年変動金利0.5%、借入4000万円の場合を考えます。例えば5年後に金利1.5%に変更する場合に繰り上げ返済なしだと総返済額は4935万円ほど。これをボーナスで入ったうち50万円繰上返済しようと。金利上昇時に合わせて繰り上げ返済しますと、30万円弱は変わってくる。総返済額が4900万円強になる。

15年後に金利1.5%に変更する場合これ繰り上げ返済なしだと総返済額は4615万円。これ同じように金利が上昇したときにボーナスから50万円繰上返済すると、マイナス16万。約4599万円になる。こういった差があります。

ニッセイ基礎研究所の福本勇樹金融調査室長
「今すぐ繰上返済するのではなく将来の金利上昇に備えた貯蓄をしておくという考えも」

何周か回って結局のところ貯蓄ということになるわけです。

ホランキャスター:
低金利政策の見直しという可能性については、黒田総裁から次の総裁に変わったときに、どれくらい可能性としてはあるのでしょうか?

星浩 TBSスペシャルコメンテーター:
来年の4月にその任期が切れますから。新しい総裁がいきなり金利を上げるというわけには、なかなかいかないんですよ。日本は、借金がありますからね。それに影響してきますから。

ですから、やるとしても相当じわじわとゆっくりやっていくしかないので。我々が金利が上がったなという実感するのはまだ、二、三年先のような気がしますけどね。

ホランキャスター:
私達だけのことを考えてしまいますけれども金利を上げるとその分、国債も借金が増えてしまう。

星浩 TBSスペシャルコメンテーター:
もちろん、借金増えますし、企業も中小企業も借りてるお金が金利が上がってくるとローンの返済するお金が増えますから、必ずしもその金利が上がるってことはプラスだけではありませんよね。