中山義隆前市長の失職に伴い、来月17日に行われる石垣市長選挙で、市議会議員の砥板芳行氏が、無所属で立候補する意思を表明しました。

▼砥板芳行 氏
「独善的な市政運営、長期政権の弊害、ここに極まる。これ以上、この市政を継続させてはならないに尽きます」

野党系市議の砥板氏は石垣市出身の55歳で、2010年に市議に初当選して3期を務めたのち、3年前の市長選に立候補しましたが、現職だった中山市長に敗れています。

砥板氏は、選挙の争点として中山市政による議案の改ざん問題を挙げたほか、台湾有事を想定した九州への避難計画は市民の理解が得られていないとして、政府に納得できる説明を求めていくとしています。

来月17日に実施される石垣市長選挙には前市政に中立の立場をとる箕底用一氏んも立候補を表明しているほか、自民党石垣市支部では5期目を目指す中山義隆氏の擁立を今週中に決定すると見られています。