7月20日投開票の参議院議員選挙について、RKK熊本放送は熊本選挙区に立候補した4人の候補者に、政策に関してアンケートしました。
第2回は「選択的夫婦別姓」についてです。回答の順番は、候補者が選挙管理委員会に立候補を届け出た順です。(画面左から順)

<質問>
結婚した夫婦が別の名字を選べる「選択的夫婦別姓」の導入について、賛成ですか、反対ですか。考えが最も近い項目を一つ選び、理由も100文字以内でお答えください。
<選択項目>▽賛成▽どちらかと言えば賛成▽どちらかと言えば反対▽反対▽その他▽わからない
諸派・新人 立花勝樹候補(57)
どちらかと言えば賛成
【理由】私はイタリア人との付き合いが深く、イタリアでは夫婦別姓だ。仕事をする女性が苗字が変わる事で不利益を感じるなら変えなければならないと思う。
自民・現職 馬場成志候補(60)
反対
【理由】最近の世論調査の結果を見ると、夫婦別姓は国民の間でも賛否が分かれているから、国民的議論を踏まえ、慎重に検討すべき。旧姓使用ができないことでの不便解消は、旧姓の通称使用を拡大する。
参政・新人 山口誠太郎候補(36)
反対
【理由】選択的であっても夫婦別姓になれば必然的に親子別姓になる。同じ姓を名乗ることは、家族の一体感や子供たちの健全な成長にとっても重要。現行法を維持しつつ旧姓の通称使用を拡大する法制度を整備すべき。
立憲・新人 鎌田聡候補(60)
賛成
【理由】世界では、ダブルネームは通用しない。旧姓使用を定着化しても国内でしか通用しない。あくまでも選択的であり、婚姻後の姓を夫婦で協議するもので戸籍制度の廃止とは異なる。
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