参議院議員選挙は20日の投開票日に向けて各候補が舌戦を展開していますが、RKK熊本放送では、政策について熊本選挙区で立候補した4人に候補者アンケートをしました。

最後の4回目は「中国との関係や防衛のあり方」と「治水対策の方向性」です。

回答の順番は、候補者が選挙管理委員会に立候補を届け出た順です。

<質問>
日本と中国の関係の緊張が高まる中、台湾のTSMCが進出した熊本でも「台湾有事」の備えに関する議論も高まっています。今後の対中関係や防衛のあり方などについて、どのように考えますか。150文字以内でお答えください。

諸派・新人の立花勝樹候補(57)
国防は万国共通、1番重要な事案。台湾有事に日本は万全に自国防衛に努めなけらばならない。

自民・現職の馬場成志候補(60)
中国は日本にとって最大の貿易相手国であり、経済関係は非常に緊密である。経済のみならず国民交流を様々な分野で互恵的協力は必要であると考える。日本周辺で軍事的な動きを活発化している中国に対して、国民の生命財産及び我が国の領土・領海・領空を断固として守るために冷静かつ毅然として対応すべきである。

参政・新人の山口誠太郎候補(36)
日本政府は毅然とした態度は取りつつ、戦争は絶対に回避すべきである。そのためにも自国での整備調達による防衛力強化と、スパイ防止法などソフト面での防衛力強化にて抑止力を高める必要がある。また、中国資本による土地や水資源買収など法整備を行い、内側からの侵略にも早急に備える必要がある。

立憲・新人の鎌田聡候補(60)
中国の軍事強化や海洋進出の態度には問題があると考えているが、日米協定に基づく防衛強化を優先しても、国際法を重視して中国とは争わない外交防衛が必要。