長野市の高校に期日前投票所が設けられ、投票権を持つ高校生などが一票を投じました。


授業終わりの放課後、生徒や近所に住む人が次々と同窓会館に足を運びます。

投票機会を増やし、投票率アップにつなげたいと、松代高校を期日前投票の会場とするのは去年の総選挙に続いて2回目で、午後3時半から1時間だけ開設されました。


松代高校では3年生95人のうち23人が長野市の有権者で、この機会に一票を投じる生徒も少なくありませんでした。

投票した生徒:「緊張したけど自分の学校なので行きやすいと感じた」
投票した生徒:「大人としての一歩だと思うので、ちゃんと自分なりに考えて投票した」

また、有権者の生徒2人は投票立会人としても参加し、投票箱が施錠されているかなどを事前に確認しました。


投票立会人をした生徒:「選挙(で投票)する側の人たちを見る役割として参加できたことは貴重な体験」
投票立会人をした生徒:「この投票で将来に影響が出てくれればいいなと思う」

長野市選挙管理委員会によりますと、午後4時半までの1時間で生徒13人を含む74人が投票したということです。


長野市では、15日から市内27か所の支所でも期日前投票が始まります。