ネーションズリーグを見て感じたこと

石川:中国ラウンドに関しては非常にいい形でスタートできたと思います。ブルガリアラウンドは、ランキングが下の相手に負けていましたが、フランスやスロベニアには勝ったりして、5勝3敗で4位につけているので、悪くないと思います。選手をたくさんメンバーチェンジして、出た選手が全員活躍していたので、頼もしい仲間たちだなと思います。

Q.チーム最多得点を上げている宮浦健人選手。

宮浦健人選手

石川:西田(有志)選手がいない中で、宮浦選手が非常に得点を取ってくれていると思います。困ったら彼に(ボールが)上がるケースも多く、負担は少しあるのかなと思っているので、日本ラウンドに僕が出ることがあれば、少しでも助けになるかなと思います。セッターの大宅(真樹)選手や永露(元稀)選手も、非常にいいバレーボールをしていると思うので、彼らとまたバレーボールするのが楽しみです。

Q.若手選手の成長。

石川:若い子たちも成長して、めちゃくちゃいいプレーをしている。そういった選手が増えてくれば、日本バレーの未来は明るいと思います。けれど、それに負けるイメージも持っていないので、僕は僕でしっかりと僕のやるべきこと、石川祐希っていうアスリートをどれだけ極められるかっていうところが、僕のやるべきこと、僕の進む道だと思うので、特に周りの選手は気になりません。

Q.女子日本代表キャプテンの石川真佑選手。

石川真佑選手(中央)

石川:プレイヤーとしては、海外に行って彼女もセミファイナルを戦っているし、日本代表の試合でも、自信を持ってプレーできていると思います。キャプテンとしては、それ以外のところ、練習や練習外のところも含まれるので、キャプテンとしての彼女がどうって言われると、正直分からないっていうのが本音です。

Q.自分を動かす「原動力」。

石川:バレーボールに対して僕が一番熱量を持って取り組んでいると自負しているので、そこがある限りは、変わらないと思います。

Q.ネーションズリーグへの意気込み。

石川:日本ラウンドでファイナルラウンドへ行けるかが関わってくるので、しっかり勝ちたいと思いますし、表彰台を目指すので、そこに向けていい準備ができるように戦いたいと思います。

【ネーションズリーグ スケジュール】※日本時間
■予選ラウンド第1週:中国
6月11日(水)〇3ー0 中国
6月12日(木)●1ー3 ポーランド
6月13日(金)〇3ー0 セルビア
6月15日(日)〇3ー0 オランダ

■予選ラウンド第2週:ブルガリア
6月26日(木)●0-3 ブルガリア
6月26日(木)〇3ー2 フランス
6月27日(金)●2ー3 ウクライナ
6月29日(土)〇3ー0 スロベニア

■予選ラウンド第3週:日本・千葉
7月16日(水)vs ドイツ
7月17日(木)vs アルゼンチン
7月18日(金)vs ブラジル
7月20日(日)vs アメリカ

■ファイナルラウンド:中国
7月30日〜8月3日