7位に終わったパリオリンピック™

石川:求めていた結果には届かなかったので、悔しい思いと、勝てる試合を逃してしまった悔しさもある。でも終わったことなので、次はロス(五輪)に向けてどう戦っていくか、どう自分を成長させていくかの方が大事だと思うので、そこも視野に入れながら毎日を送っています。

石川祐希選手

Q.今までで忘れられない1点。

石川:パリオリンピックだと、サービスエースを許してしまった1点。あとは5セット目の、デュースでシャット(アウト)されたシーン。一番新しいのは、チャンピオンズリーグで、最後に味方が決めた1点、そういった最後のワンプレー、ワンラリーは忘れられないって思います。

Q.監督もかわり新体制でどういうチーム作りを。

石川:勝ち続けられるチームにしたいと思っていて。ネーションズリーグでは銅(2023年)と銀(2024年)ってメダルも取れるチームになってきたので、それを継続して常に表彰台に登っていられるチームにしたいと思っています。それがロスオリンピックにも必ず生きてくると思っているので、常に表彰台に登るチームを、またこれから作っていきたいと思います。

Q.ロス五輪はどういう大会。

石川:メダルを取りたい思いはあります。オリンピックで悔しい思いをしたら、やっぱりオリンピックでしか(その悔しさは)返せないと思っているので。パリ(五輪)の悔しさをぶつけるっていうのは、僕はあんまりしっくりこなくて。そうではなくて、パリ(五輪)で悔しい思いをして、この3年間色々と成長して、また進化した自分を見せる場かなとは思っているので、そういった大会になると思います。

Q.今年一年はどういう年に。

石川:監督(※バレー男子日本代表 ロラン・ティリ監督)の求めるバレーを選手全員がしっかり理解して、それを形にできるようなワンシーズンにしたいと思います。ネーションズリーグと世界バレーでは表彰台に登ることが目標になるので、それを達成するために充実した時間を選手とスタッフと過ごしていきたいと思います。