大活躍の2人、昨季を振り返る
御手洗アナ:石川選手はチャンピオンズリーグのヨーロッパ王者になられて、髙橋選手はSVリーグの初代王者になられましたけれども、 改めて昨シーズンを振り返って、まず石川選手はいかがでしたか。
石川:今までで一番充実したシーズンだったなと感じてます。 結果が良かったところと良くなかったところはありますけど、 それでも充実してたというか。学びの多かったシーズンだったと感じてます。
髙橋:しっかり結果としてSVリーグ初代王者を成し遂げられたことにホッともしてますし、イタリアとは違って、違うレベルの中での試合だったので、また違う面で成長してレベルアップできたかなって思いますね。
御手洗アナ:お互いのプレーは観たりしましたか?
石川:そうですね、観たりとかは。彼だけじゃないですけど、色んな日本のリーグの試合は常に観てましたので、彼の活躍もしっかりと、えー、まぁ、み、観てたというか・・・(笑)
髙橋:本当ですか?観てました?(笑)
石川:観てた(笑)

御手洗アナ:髙橋選手はご覧になってました?
髙橋:めっっっちゃ観てました。チャンピオンズリーグの決勝なんてもう、す〜ごいですよ。これもう何回も言うんですけど、マジですごくて。チャンピオンズリーグ優勝はもう誰もが憧れるじゃないですけど、クラブでの世界一みたいな、トップチームが集まるところでやるので、そこで優勝して。またスタメンとして日本人の一人の選手として出てた部分で、これがどれだけすごいことなのかは、バレーボールをやってる人しか分からないかもしれないですけど。サッカーでいうチャンピオンズリーグ優勝するのと一緒なので、それだけすごいことをやられたっていう部分で、日本の誇りだなと思ってます。
石川:これだけ言ってもらえるのは嬉しいですね(笑)
髙橋:なので寿司をおごってもらいます(笑)(一同:笑)
御手洗アナ:お二人がすごく仲がいいのが伝わりましたけども、お互いの昨シーズンのプレーとか離れてみていて、気になったプレーとか印象に残ったプレーで、お互いに聞いてみたいなっていうのはありますか。
石川:「聞いてみたい」は無いですね。(髙橋:笑)聞いてみたいは無いんですけど、リーグの後半からやっぱりスパイクの決定率を彼は上げていったなって思いますし、あとはサーブで結構ショートサーブを使っていたので、思った以上にショートサーブを打っていたなと思いますね。
髙橋:あんま言わないでください。(一同:笑)自分の、ねえ、得点源なんですから。 でもショートサーブは、イタリアリーグにいる時も、もちろんエースを取ることもありますけど、スパイクに攻撃参加させないっていう部分でやってたりもしてたんで。今回は日本でやってても効くというか、戦術としてすごくチーム的にブロックの強いチームでもあったので、自分がエースを取るわけじゃなくて、サーブで崩して勝負していくっていう戦い方はしてましたね。
御手洗アナ:決定率も上がったと、お話がありましたけれども、そこはいかがですか?
髙橋:シーズン最初は少し怪我もあって、なかなかコンディションが上げられなかった部分はあったんですけど、シーズン通して徐々にコンディションも上げてこられて、決定率をだいぶ上げられたかなっていうのは思いますね。