アユ漁衰退 令和の漁師像は?

篠原梨菜キャスター:
平工さんはご家族がいらっしゃるので、アユ漁1本で生活していくのは難しいといいます。
漁を軸として自然教育事業をしたり、船に乗るツアーの開催をしたり、それから自ら料理をして川魚の料理店も経営しているということです。
時代に合わせた『令和の漁師像』を模索しているそうですが、どうしても水害対策など環境を変えなければならない、必要に迫られるということもあると思いますが、何とかアユ漁を守りたいですよね。
上村彩子キャスター:
川の文化と接点を持つというのはとても大切なことだと思います。そして長良川のアユは「世界農業遺産」にも認定されていて、未来に引き継いでいくべき宝物とも言えますよね。
しかし河口堰のことだけではなく、川の温暖化や川底の環境悪化などによって、アユが様々な試練にあっている状況です。少しでもアユたちが暮らしやすい川を取り戻して、共生していく方法を模索するべきではないでしょうか。