今月20日に投開票が行われる参議院議員選挙を前に、11日長崎市の純心大学でバスを利用した移動期日前投票所が設置されました。

長崎市が今回の参院選から初めて導入した移動式の期日前投票所。バスの中に投票箱や記載台が設置されています。

市選管によりますと、20代までの有権者の投票率が3割ほどに留まっていて、大学に移動式の投票所を設置することで若い世代の投票率向上を目指しています。

大学3年生:
「(選挙に)堅苦しいイメージを持っている友達とかも多いと思うので全然そんなことないよって。次は一緒に来たいなと」

大学2年生:
「今後社会に出ていく自分の義務だと思うので、授業の合間とかこういう昼休みの時間に来ていただくことでより投票には行きやすくなるのでこういうのはいいきっかけづくりになるかなと」

長崎市選挙管理委員会 西原政彦事務局長:
「思った以上に(投票所に)入っていただいて、私としてはありがたい。できるだけ市民の皆様が投票しやすい環境を整備していきたいと考えています」

市選管では今後、学校以外にも移動期日前投票所の設置を検討しより多くの有権者の投票機会を確保したいとしています。