■ドラフト後、「学校の行き帰りも話しかけて下さる方が」

ー改めてこの巨人軍のドラフト1位ということですけど、周囲の反響だったり、その大きさみたいなものは、どのようなことを実感されましたか?

「普段学校の行き帰りでも話しかけてくれる方が増えた、っていうのがあるので、そういった方の期待に応えられるように頑張りたいなと思います」

ーこの巨人軍でのご自身の将来的な展望だったり、どのような成長曲線を描いていきたいか、具体的なイメージがあったら教えてください

「まず年間140試合戦える体作りっていうのをして、いつになるか分からないんですけど、しっかりレギュラー定着できるようにやりたいなと思ってます」

■水野スカウト部長「本当に頼もしいバッター」

-水野スカウト部長に、仮契約を無事に終えたということですけど、今のお気持ちをお聞かせください

(水野スカウト部長)
「そうですね、本当に欲しい選手をドラフト1位で指名させていただいて、抽選で獲得できた。本当にスカウト部長になって、嬉しいなという限りでございます」

ー水野スカウト部長から見て、浅野選手というのはどのような選手ですか。

「いや、もう本当に頼もしい選手で、試合を見ていても、ここぞというチームの逆境のときでもホームラン打ってくれるバッターなので、本当に大勢のファンがここで打ってほしいっていうときに打ってくれる選手に必ずなってくれると思ってます」

ー浅野選手今、改めて横で聞いていかがでしたか

(浅野選手)
「1日でも早く1軍の舞台に上がって、ここぞという場面でしっかり一発で仕留める、チャンスに強い選手になれたらいいかなと思います」

■岸スカウト「2年生の時に観て、本当に魅力的な選手だなと」

ー岸スカウトにもお伺いしたいと思います。巨人に無事入団ということですが、今改めてどのように感じてらっしゃいますか。

(岸敬祐スカウト)
「そうですね。特に浅野選手は今年スカウティングする上で一番追いかけた選手でしたので、本当にこうやってご縁をいただいたことに感謝とともに、もう嬉しい気持ちでいっぱいです」

ー浅野選手を追いかけたこの一番の理由をお聞かせください

(岸スカウト)
「そうですね、私は2年生のときから四国を担当させていただいて、浅野選手を見させていただいたんですけども、その2年生の夏の大会の準決勝ですかね。本当にビハインドでもう負けるんじゃないかな、っていうふうな試合展開だったんですけども、最後の9回表に浅野くんに回ってきて、もうこの一打を打てなかったら負けっていうふうなところで同点打を打ったっていうところから、本当にこの選手はすごい魅力的だな、というところから始まってですね、本当にそこから今年までずっと追いかけさせていただきました」

ー原監督が無事引き当てたそのときの喜びを、今改めて教えてください

「そうですね、もう多分人生で一番なんじゃないかな、っていうぐらい両手でガッツポーズしてしまったんで、それぐらいでも本当に嬉しかったですね。現役時代も一度もしたことないんじゃないですかね」

ーそれだけジャイアンツに来て欲しかった浅野選手ですけど、改めて浅野選手に対する期待がありましたら、教えてください。

「そうですね、やはり走攻守、本当に三拍子揃ってますし、それぞれ高いレベルというところで、将来的にはトリプルスリーというところを目指せる選手だと思いますし、きっと獲得してもらえるんじゃないかなというふうに期待はしてます」