プロ野球のドラフト会議で、巨人から1位指名を受けた高松商業高校の浅野翔吾選手が、きのう(14日)球団と仮契約を結びました。背番号は憧れのイチローさんとと同じ「51」に決まりました。

浅野選手は高松市内のホテルで入団交渉に臨みいずれも推定で契約金1億円プラス出来高払いで5千万円、年俸1200万円で仮契約を結びました。

以下、仮契約後に行われた、浅野翔吾選手・水野雄仁スカウト部長・岸敬祐スカウトによる記者会見の全文です。

■背番号「51」は浅野選手の希望だった

ーまず初めに水野スカウト部長よりご説明いたします。


(巨人 水野雄仁 スカウト部長)
「今年度のドラフト会議ドラフト1位で指名した浅野翔吾選手と、仮契約が無事に今終わりました」

ー背番号も新聞等で発表されましたけれども「51番」ということで

(巨人 水野雄仁 スカウト部長)
「浅野選手の『51番が欲しい』という気持ちに応えることができて、よかったと思っております」

ー浅野選手にお伺いしたいと思います。きょう無事仮契約を終わりまして、今のお気持ちを率直にお聞かせください

(浅野翔吾選手)
「はい、ええ。先ほど仮契約をさせていただいて、改めて実感が湧いたというか、これからしっかりと気が引き締まったっていうことで、これから頑張っていかないといけないな、という気持ちになりました」

ーきょうをもってプロの入り口に立った、ということですけど、今の実感はいかがですか?

「まだプロの様子というのはわからないんですけど、本当にすごい選手がたくさんいる、っていうイメージなので、少しでも近づけるように一生懸命頑張っていきたいと思います」

■「51」番・・・一日でも早くイチローさんに近づけるように

ーいま水野スカウト部長からもお話がありましたが、背番号に関してはどういうふうに伝えられましたか?


「51番という背番号をいただいて、去年冬にイチローさんに指導していただいて、イチローさんと同じ51番なので、一日でも早くイチローさんに近づけるようないい選手になりたいなというふうに思います」

ードラフトからは約1ヶ月が経とうとしていますが、巨人に指名されてから、ここまではどんなことを思いながら過ごしてこられましたか。

「少し体が鈍っていたので、すぐにプロになれるために体作りだったり、というのをしっかりしてきました」