耳のトラブルのひとつに耳の中に異物が入る「外耳道異物」があります。

例えば、耳掃除中に「耳かきの棒が折れて、取り出せない」や「子どもが耳の中におもちゃを詰め込んだ」というケースがそうですが、夏の時期に耳の中に「侵入」してくる「異物」があるそうです。

それは、なんと「ムシ」です。

なぜムシが耳に侵入してくるのか?どう対処したらいいのか?

川崎医科大学附属病院、耳鼻咽喉・頭頸部外科の假谷伸教授に話を聞きました。

ーなぜ、耳の中にムシが侵入してくるのですか

假谷伸教授(川崎医科大学附属病院 耳鼻咽喉・頭頸部外科)
「特に夏場は多いですね、ムシが増えますので。いわゆる「衛生害虫」(=人や家畜に病気を媒介したり、被害を与える)という「アリ」をはじめとした小さいムシです」

【画像①】そんなこと「アリ?」