私も阿部選手に教えてもらい後衛の動きを体験しました。

(ボールの打ち方レクチャー)
阿部「基本的に足と足の間にボールが来ないようにここで打てるように」
井丸「足の真横にあるように」
(井丸ボールを打つ→ネットに当たる)
「ボールを上げないようにするの難しいですね」
(井丸2打目)
「(ボールの)真ん中を打ってみます」(→ネットに当たる)

ボールをコントロールしながらネットの下を通すのも一苦労。
後衛の選手たちは、この決して簡単ではない動きを前衛への指示と同時に行わなくてはなりません。
そんな後衛からの指示を聞いて動く前衛の中心となるのが、佐藤雅也選手です。

(佐藤雅也選手)
「後衛の音を聞いて、相手(チームの)言っている指示を聞いてどの情報をつかんで、自分がどう動けばいいか瞬時に判断しなければいけない」

前衛の難しさは、声や音だけでプレーの判断をしなくてはならないところです。それでも…

(佐藤雅也選手)
「見えない中で自分が思い通りにアタックを決めて、ポイントをとった時はやっていて楽しい」

最後に全国大会での目標をキャプテンに聞きました。

(阿部玲菜キャプテン)
「昨年や一昨年はベスト4という形で上位入賞には一歩及ばずで、3度目の正直で優勝目指して頑張っていきたい」

全国大会の初戦は来月20日。相手は去年準決勝で敗れた大阪南視覚支援学校です。難敵との対戦を制して勢いに乗ることができるか?盛岡視覚支援学校がフロアバレーボールの全国の頂点を目指します。

(全員)
「優勝目指して頑張るぞ!」