岩手県は6日、釜石保健所管内の高齢者施設でノロウイルスによる感染性胃腸炎の集団発生があったことを明らかにしました。
感染性胃腸炎の集団発生があったのは、釜石保健所管内の高齢者施設です。
11月4日(火)にこの高齢者施設から釜石保健所に「複数の利用者と職員が嘔吐、下痢等の症状が出ている旨の連絡がありました。
その日から釜石保健所が調査を開始、10月24日(金)から11月4日(火)にかけて利用者と職員に嘔吐、下痢等の症状があったことを確認しました。有症者は計16人です。
有症者はいずれも回復傾向にある、ということです。
検査の結果、有症者4人からノロウイルスを検出。
施設の食事を原因とする食中毒ではない、ということです。
これを受けて釜石保健所はこの高齢者施設に対し、消毒方法等の二次感染対策について指導したとのことです。
今シーズンの県内の発生状況はノロウイルスが15件、その他(サポウイルス等)が21件、合わせて36件となっています。2024年の同じ時期は、ノロウイルスが9件、その他(サポウイルス等)が7件、合わせて16件でした。














