視覚障害者と健常者が一緒にプレーできる競技「フロアバレーボール」をご存じですか?どんなスポーツなのか、全国大会での優勝を目指す盛岡視覚支援学校で体験しました。

9日盛岡視覚支援学校では、8月行われる全国大会に向けてフロアバレーボールの練習が行われていました。
フロアバレーボールは、通常のバレーボールとは異なり、床上30センチの高さに張られたネットを挟み、ボールはネットの上ではなく床を転がすように打ち込みます。

相手のエンドラインをボールが通過すると得点が認められるこのスポーツは、全盲や弱視の視覚障害者と健常者が一緒にプレーできるようにと考案されました。

1チーム6人で構成されフロントゾーンと呼ばれるネットに近いエリアでプレーする前衛3人と、バックゾーンと呼ばれる後方でプレーする後衛の3人に分かれます。
前衛の3人はアイマスクを着用し何も見えない状態から…

(後衛から前衛へパス)
「3、2、1」(アタック)

後衛の指示と音を頼りにしながら3打以内にボールを打ち返します。