能登半島地震は、山や海など自然環境にも大きな被害をもたらしました。

自然の中で遊ぶことが多い能登の子どもたちですが、2024年に海遊びをした回数が大きく減ったことが、石川県能登町と珠洲市の小中学生を対象にしたアンケート調査で明らかになりました。

3日、能登町越坂にあるのと海洋ふれあいセンターを訪れたのは、地元・小木小学校の2年生から4年生の児童たちです。

児童「ヤドカリがいた。めっちゃ大きい魚ここにいますけど。あ、逃げた!」

この日の授業では、センターの前に広がる海で生き物の調査やごみ拾いをしながら能登の自然豊かな里海と触れ合いました。子どもたちに海遊びをしたのか聞いてみると…

児童「(去年は海水浴した?)いいえ。(一回も?)はい。(地震前はよく海水浴とか行った?)はい」「(去年は)ちょっとは海水浴に行く回数が少なくなったけど、いつも通り楽しかったです」「去年は行きませんでした」「(去年行かなかった理由は?)やっぱり地震とか災害ですかね。災害で(海に)ごみとかあって危険かなと思ってやめました」

地震があった2024年は、海水浴などの回数が減ったり、中には一度も海遊びをしなかったという子どももいました。