日本樹木医会 小林明 理事
「この折れた部分の写真の右下のところに『サルノコシカケ』みたいなキノコがついている。直接の原因かはともかくキノコがサルノコシカケの仲間だとすると、木の中心まで腐らせてしまいます」

倒木した木は斜面に生えていて、腐食が進んだために限界を超えて倒れたとみられるとのこと。
同じような事案は去年から今年にかけて島根県松江市の松江城でも発生していて、倒れたクロマツは「カイメンタケ」というキノコが侵食したため腐って、空洞化が進んでいたものがあったということです。
さらに専門家は、木の腐食が進んだ原因の一つとして、日照の影響も指摘します。