気候変動で…農業も大きな見直し
(猪飼さん)
「ここに芽が接いであって、ここから違う品種が伸びていく感じ。接いだのが“愛甘水”」

(大石)「この木は新高で、(接いだ部分の)ここから愛甘水」
(猪飼さん)「これ(接いだ愛甘水の枝)が太くなっていくと、ここから切ってしまえばいい。すると全て愛甘水の木になる」

品種そのものを変えてしまうことで収穫量の安定を目指しますが。
(猪飼さん)
「接いだ愛甘水の枝の太さが、新高の枝の太さの3分の1くらいになると切り替えていくので、4年はかかる」
Q:それまではロスがでる?
「そうですね。新高を作り続けていることになる」

(猪飼さん)
「昔は梨って秋だったじゃないですか。今もう夏なので。そのうち作れなくなると思う。息子はいますけど、さすがに息子に『梨作ってくれ』とはちょっと言えない」
気候変動で日本の季節そのものが変わりつつある中、農業も大きな見直しを迫られています。





