境港(鳥取県境港市)でクロマグロの水揚げが始まって以降、最も早い初水揚げとなった今年のクロマグロ漁。豊漁が続いていましたが、漁獲枠いっぱいとなり、7日で終了となりました。

境港では、例年5月下旬から7月中旬ごろまでクロマグロが水揚げされ、初夏の味として全国にPRしています。

今年は水揚げが始まった1982年以降、最も早い5月14日の初水揚げでした。

資源回復などを理由に、日本海側でのクロマグロの漁獲枠が去年より200トン以上も増え、期間中は安定した漁となりました。

境港市によりますと1匹当たりの平均重量は去年より10キロほど重いおよそ100キロで、大型のマグロが多く獲れたということです。

今シーズンは54隻の船が40回水揚げをして、水揚量の速報値は1127.8トン。水揚げ金額については後日まとめられるということです。