新たに島外への避難を希望した46人を乗せた定期船が、先ほど、鹿児島市に到着しました。今回避難したのは悪石島31人、小宝島15人のあわせて46人です。
鹿児島港フェリー乗り場では、午後5時40分ごろフェリーが到着すると、キャリーケースなど大きな荷物を持った人たちが次々と船からおりてきました。
小さな子どもたちが、保護者と手をつなぎながらおりてくる様子も見られました。
小宝島から避難した男性は、妻と低学年の息子1人のほか、山海留学生で預かっている子ども6人の合わせて9人で避難しました。男性は、「連れてきた子どもたちも元気よく安心しました。子どもたちの安全のために避難しました。島に残っている人たちはけがなく災害なく、地震が収まってほしいです」と話していました。
十島村の悪石島からは第一陣ですでに13人が島外に避難しています。
十島村では、先月21日からの地震が1500回を超えていて、きのうは震度6弱の地震が1回、きょうは震度5強の地震が2回発生しています。