時速60キロで走行できる“改造モペット” 海外製品も注意

高柳キャスター:
さらに、“改造モペット”も増加しています。2025年5月に上野で摘発され、無免許運転されていたモペットは、普通のスポーツタイプの自転車にモーターやバッテリーなどを後付けし、“自作”でモペットに改造したものでした。警視庁が調べたところ、摘発された改造モペットは最大時速60キロ以上が出るものだったということです。
寺田記者:
最近はインターネット上で手軽に海外製のモペットを購入できる反面、道路を走るために必要な基準には国や地域によって違いがあります。購入した海外製のモペットで日本の道路を走るためには、日本国内の保安基準を満たしているか確認する必要があります。
基準などを一つ一つ自分で確認することは面倒ではありますが、確認を怠り購入してしまうと、気付かぬうちに違法な走行をしてしまう危険性があります。
日比キャスター:
既にモペットによる事故は発生していて、認識不足では済まされない状況にあります。これらの認知が進まないという点を踏まえて、もう少し規制・罰則などを強化してもいいのかなとも思います。
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<プロフィール>
寺田哲 記者
TBS社会部 警視庁サブキャップ
交通事故や事件など取材