摘発される販売店も…HPには「無言購入歓迎」の文字
日比キャスター:
モペットそのものに問題があるのではなく、使用者の誤った認識に問題があります。ただ「モペット」で調べてみると、「フル電動自転車」などといわゆる自転車のカテゴリーで売られていることもあります。これ自体がそもそも間違ってるということですよね。

寺田記者:
モペットは原付バイクに相当する乗り物なので、自転車として売られているモペットの購入にあたっては注意が必要です。
高柳キャスター:
まさに一部のモペットは「フル電動自転車」と書かれて売られていることがあります。正しくは、モペットは自転車ではなくバイクです。この点は購入する方も気をつけなければならない点です。警察も販売事業者に対して、運転免許証の確認などの徹底を求めていて、事業者側も気をつけなければいけません。
ただその中で、摘発されたモペットの販売店のホームページには「無言購入歓迎(おすすめ)」という文言が記載されていました。免許やナンバープレートなど、装備の必要性を確認せずに、整備不良のまま走行することを黙認するかのような表現です。

南波キャスター:
モペットを店頭で買う場合、装備などへのアドバイスや確認はあるのですか。
寺田記者:
本来、店側はモペットの購入予定者がそもそも免許を持っているのか、自身の店舗で販売する車体がそもそも国内での走行基準を満たしているのか、確認する必要があります。またインターネットでは、事実上確認がないまま買えてしまう実情もあります。
高柳キャスター:
先ほど紹介した「無言購入歓迎」とホームページに記載のあった店に関しては、十分な説明を行っていなかった、怠っていた疑いで、すでに摘発されているということです。